10月23日と25日に相次いでスクランブル 日本海・太平洋で領空侵犯のおそれ

日本海と太平洋で領空侵犯のおそれがあったとして、航空自衛隊の戦闘機が相次いで緊急発進しました。

防衛省統合幕僚監部は2026年10月26日、公式Xで対応状況を明らかにしました。

日本海と太平洋で領空侵犯のおそれ


発表によると、10月23日と25日、日本海および太平洋において領空侵犯のおそれがあったため、航空自衛隊中部航空方面隊などの戦闘機が緊急発進し、対応しました。

今回の投稿では、接近した航空機の国籍や機種、具体的な飛行経路などについては明らかにされていません。

また、投稿に掲載されたF-15戦闘機の写真については「資料画像」とされており、実際に今回の緊急発進に使用された機体を示したものではありません。

航空自衛隊では、日本周辺を飛行する航空機の動きをレーダーなどで24時間態勢で監視しています。

日本の領空に接近するなど、領空侵犯のおそれがある航空機を確認した場合には、戦闘機を緊急発進させて対応します。

こうした緊急発進は「スクランブル」とも呼ばれ、対象となる航空機の状況を確認し、必要に応じて警告などを行うことで、日本の領空を守る役割を担っています。

今回も日本海と太平洋という異なる空域で、2日間にわたって対応が行われたことになります。

防衛省・自衛隊は、「引き続き、我が国の領域と国民の皆様の平和な暮らしを守るため、24時間365日、対応に万全を期していきます」としています。

周辺国の軍用機などによる日本周辺での活動が続く中、航空自衛隊による警戒監視と緊急発進は、日本の領空を守るための重要な任務の一つとなっています。

文:花園明

この記事をシェア