台風30号で石垣市に災害派遣 自衛隊の入浴支援終了、延べ38人が利用

台風30号の影響による停電や断水を受け、沖縄県石垣市で行われていた自衛隊の入浴支援が終了しました。
防衛省・自衛隊の災害対策公式Xが2026年10月26日、災害派遣の活動結果を発表しています。
台風30号による自衛隊の活動
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— 防衛省・自衛隊(災害対策) (@ModJapan_saigai) October 25, 2026
台風30号の影響により、石垣市では停電が発生し、一部地域では断水も発生しました。
これを受け、沖縄県知事は10月24日20時18分、陸上自衛隊第15旅団長に対し、石垣駐屯地での入浴支援と輸送支援に関する災害派遣を要請。
自衛隊は要請を受け、同日から陸上自衛隊石垣駐屯地内の入浴施設を開放しました。
石垣市のバスなども活用し、入浴を希望する住民を石垣駐屯地まで運ぶ輸送支援も行われました。
入浴支援には、石垣駐屯地に所在する陸上自衛隊八重山警備隊が対応しました。
防衛省によると、2日間の入浴支援で延べ38人が施設を利用したということです。
また、自治体との調整のため、沖縄県庁や石垣市役所にも自衛隊から連絡員を派遣。
第15旅団司令部や八重山警備隊などの隊員が、現地の状況確認や自治体との情報共有にあたりました。
その後、停電の復旧が見込まれ、今後は自治体のみで対応できる状況となったことから、沖縄県知事から災害派遣の撤収要請が出され、自衛隊は活動を終了しました。
今回の災害派遣では、救助活動などではなく、停電や断水によって入浴が難しくなった住民の日常生活を支える活動が中心となりました。
自衛隊の災害派遣では、人命救助や物資輸送だけでなく、給水や入浴といった生活支援も、自治体からの要請や現地の状況に応じて行われています。
停電・断水の発生から入浴施設の開放、住民の輸送、そして復旧の見通しに合わせた撤収まで、自治体と自衛隊が連携して対応した形となりました。
文:花園明