陸自が81式・93式・87式で対空実射訓練 米軍ペトリオット部隊とも連携

陸上自衛隊が、北海道にある静内対空射場や青森県の六ヶ所対空射場などで対空実射訓練を実施しています。
陸上自衛隊が公式Xで発表しました。
陸上自衛隊が対空実射訓練を実施
#陸上自衛隊 は令和8年7月以降、静内・六ヶ所射場等で、81式短距離地対空誘導弾(短SAM)・93式近距離地対空誘導弾(近SAM)・87式自走高射機関砲(87AW)等による対空実射訓練を実施中です。
また、米国マクレガー射場において、03式中距離地対空誘導弾(中SAM)部隊が航空自衛隊ペトリオット部隊と連携した対空実射訓練を実施しています。
陸上自衛隊は、今後も国内外での射撃訓練を通じ、対空戦闘能力の更なる向上を図ってまいります。— 防衛省 陸上自衛隊 (@JGSDF_pr) October 22, 2026
陸上自衛隊は2026年7月以降、静内・六ヶ所射場などで、81式短距離地対空誘導弾、93式近距離地対空誘導弾、87式自走高射機関砲などを使用した対空実射訓練を行っています。
いずれも、航空機など空から接近する脅威に対応するための装備です。
81式短距離地対空誘導弾は、部隊や重要地域などを空からの攻撃から守るために使用される地対空ミサイルシステムです。
93式近距離地対空誘導弾は、高機動車にミサイルを搭載した装備で、機動しながら低空を飛行する航空機などへの対処を担います。
87式自走高射機関砲は、車両に機関砲を搭載し、航空機などに対して射撃を行う自走式の対空装備です。
今回の訓練では、こうした複数の対空装備を使用し、実際の射撃を通じて隊員の技量向上や部隊としての対空戦闘能力の強化を図っています。
また、国内での訓練だけではありません。
アメリカのマクレガー射場では、03式中距離地対空誘導弾の部隊が、航空自衛隊や米軍のペトリオット部隊と連携した対空実射訓練を実施しました。
異なる組織や装備を運用する部隊が連携して訓練することで、実際の対空戦闘を想定した対応能力の向上につなげる狙いがあります。
近年は、航空機だけでなく無人機やミサイルなど、空からの脅威が多様化しています。
そうした中、複数の対空装備を運用する能力だけでなく、陸上自衛隊、航空自衛隊、米軍が連携して対処する能力も重要になっています。
陸上自衛隊は「今後も国内外での射撃訓練を通じ、対空戦闘能力の更なる向上を図ってまいります」としています。
国内の射場で各種対空装備の実射を重ねる一方、海外では米軍などとの連携訓練も実施する陸上自衛隊。
日本の防空を地上から支える部隊の訓練が続いています。
文:花園明