ロシア軍IL-20が島根県沖まで南下… 空自戦闘機がスクランブル

ロシア軍の情報収集機IL-20が日本海上空を飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応しました。
ロシア軍の情報収集機が飛来
令和8年10月22日(木)午前から午後にかけて、ロシアの情報収集機(IL-20)×1機が、大陸方面から飛来し、日本海上空を島根県沖まで飛行後、反転し、大陸方面へ飛行したことを確認した。
これに対し、航空自衛隊の北部航空方面隊等の戦闘機を緊急発進させ対応した。 https://t.co/IUTm1oMmQl— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) October 22, 2026
防衛省統合幕僚監部が10月22日、公式Xで発表しました。
統合幕僚監部によると、同日の午前から午後にかけて、ロシアの情報収集機IL-20 1機が大陸方面から飛来しました。
同機は日本海上空を南下し、島根県沖まで飛行。その後、反転して再び大陸方面へ向かったことが確認されています。
今回の飛行に対し、航空自衛隊は北部航空方面隊などの戦闘機を緊急発進させて対応しました。
いわゆるスクランブルで、日本周辺を飛行する外国軍機の動向を監視し、領空侵犯などの事態に備えるものです。
防衛省が公開した飛行経路を見ると、IL-20はロシア方面から日本海へ入り、そのまま日本列島の西側を南下。島根県沖付近まで達した後、ほぼ同じ経路を北上するように飛行しています。
IL-20は、ロシア軍が運用する情報収集機です。
機体には各種の情報収集装置が搭載されており、周辺の電波情報などを収集する任務に使用されるとみられています。
日本周辺では、ロシア軍機による飛行がこれまでも繰り返し確認されており、そのたびに航空自衛隊が必要に応じて戦闘機を緊急発進させています。
今回について、領空侵犯があったとの発表はありません。
一方、日本海上空を島根県沖まで南下する飛行経路が確認されたことから、日本周辺におけるロシア軍の航空活動の一つとして注目されます。
航空自衛隊は今後も、日本周辺の空域で警戒監視を続けることになります。
文:花園明