中国軍Y-9が沖縄本島と宮古島の間を往復 空自戦闘機が緊急発進

中国軍の情報収集機が東シナ海から太平洋にかけて飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応しました。

防衛省統合幕僚監部が2026年10月22日、公式Xで発表しました。

中国軍機が飛来


統合幕僚監部によると、10月21日の午前から午後にかけて、中国軍のY-9情報収集機1機が東シナ海から飛来しました。

同機は沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に進出。その後、奄美大島沖まで飛行しました。

さらに太平洋上で反転し、再び沖縄本島と宮古島の間を通過した後、大陸方面に向けて飛行したことが確認されています。

今回の飛行に対し、航空自衛隊は南西航空方面隊などの戦闘機を緊急発進させて対応しました。

いわゆるスクランブルで、航空自衛隊は日本周辺を飛行する航空機に対して警戒監視を続けています。

Y-9は中国が運用する航空機で、今回確認された機体は情報収集型です。

情報収集機は、周辺空域を飛行しながら電波情報などを収集する任務に使用されるとみられています。

今回、防衛省が公開した飛行経路では、Y-9が東シナ海側から沖縄本島と宮古島の間を抜け、太平洋上を南東方向へ飛行。

その後、奄美大島沖で折り返すような形で再び同じ海域を通過していることが確認できます。

沖縄本島と宮古島の間の空域では、中国軍機の飛行がこれまでも繰り返し確認されています。

防衛省・自衛隊は、中国軍を含む外国軍の航空機による日本周辺での活動に対し、戦闘機の緊急発進などによって警戒監視を続けています。

今回についても領空侵犯があったとの発表ではありませんが、日本周辺における中国軍機の継続的な活動の一つとして注目されます。

文:花園明

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