護衛艦いせ、ニュージーランド海軍と初の洋上補給 ACSA発効後に共同訓練

海上自衛隊の護衛艦「いせ」が2026年9月26日、ニュージーランド海軍の補給艦「アオテアロア」などと共同訓練を実施しました。

護衛艦いせがニュージーランド海軍と洋上補給

海上自衛隊によると、2026年8月に日本とニュージーランドの日新物品役務相互協定(ACSA)が発効してから、両国海軍が洋上補給を行うのは初めてです。

公開された写真には、航行中の艦艇同士をホースでつなぎ、海上で補給を行う様子が写っています。

洋上補給は、艦艇が港に戻らずに燃料などの補給を受けながら活動を続けるために行われます。

波や風の影響を受ける海上で、複数の艦艇が一定の距離を保ちながら並走する必要があり、艦の操艦や乗員同士の連携も求められます。

ACSAは、自衛隊と相手国軍の間で、共同訓練や災害救援などの際に物品や役務を相互に提供するための枠組みです。

燃料や輸送、施設の利用など、活動に必要な支援を円滑に行いやすくする役割があります。

今回の訓練を通じ、海上自衛隊はニュージーランド海軍との連携をさらに深めたとしています。

護衛艦いせは、ヘリコプターの運用能力を備えたひゅうが型護衛艦の2番艦です。

多数のヘリコプターを同時に扱える広い飛行甲板を持ち、警戒監視や災害派遣など幅広い任務に対応しています。

日本とニュージーランドの部隊が実際の洋上補給を経験したことで、今後の共同訓練や各種活動での連携にもつながっていきそうです。

文:花園明

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