東シナ海で領空侵犯のおそれ 航空自衛隊の戦闘機が緊急発進

防衛省統合幕僚監部は2026年10月8日、東シナ海で領空侵犯のおそれがあったため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したとXで発表しました。
航空自衛隊が緊急発進
昨日、東シナ海において領空侵犯のおそれがあったため、空自南西航空方面隊の戦闘機が緊急発進し、対応しました。防衛省・自衛隊は、引き続き、我が国の領域と国民の皆様の平和な暮らしを守るため、24時間365日、対応に万全を期していきます。※写真はイメージ
#航空自衛隊 #スクランブル #F15 https://t.co/D6QIkx2obd— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) October 8, 2026
対応したのは、南西航空方面隊の戦闘機です。
防衛省統合幕僚監部によると、10月7日に東シナ海で領空侵犯のおそれが確認されたことから、南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応しました。
投稿では対象となった航空機の国籍や機種、具体的な飛行経路などについては明らかにされていません。
緊急発進は、一般に「スクランブル」と呼ばれる航空自衛隊の重要な任務の一つです。
日本周辺を飛行する航空機について、領空侵犯のおそれなどがある場合、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、航空機の確認や監視などを行います。
特に南西航空方面隊が担当する南西地域は、航空自衛隊による緊急発進が多い地域でもあります。
防衛省が公表した2025年度の緊急発進実施状況では、航空自衛隊全体の緊急発進は595回。
このうち南西航空方面隊によるものは348回で、4つの航空方面隊の中で最も多くなっていました。
対象国・地域別では、中国機が推定を含め約61%、ロシア機が約36%を占めています。
近年、日本周辺では外国軍用機などの活動が継続的に確認されており、航空自衛隊は常時警戒監視を続けています。
今回について防衛省・自衛隊は「引き続き、我が国の領域と国民の皆様の平和な暮らしを守るため、24時間365日、対応に万全を期していきます」としています。
何も起きていないように見える日にも、日本の空ではこうした警戒活動が続けられています。
文:花園明