ロシア海軍フリゲートが宗谷海峡を東進… 海上自衛隊が動向を確認

防衛省統合幕僚監部は2026年8月31日、ロシア海軍のステレグシチー級フリゲート1隻が、宗谷海峡を東へ進んだことを確認したと発表しました。

ロシア海軍のフリゲートが宗谷海峡を通過

今回確認されたのは、艦番号343のステレグシチー級フリゲートです。

防衛省・自衛隊は、北海道余市町にある海上自衛隊の第5哨戒防備隊に所属する「くまたか」と、青森県八戸市にある第2航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視と情報収集を行いました。

宗谷海峡は、北海道とサハリンの間にある海峡です。

日本海とオホーツク海をつなぐ位置にあり、外国艦艇が移動する際に通過することがあります。

今回のようにロシア海軍艦艇が通過した場合、防衛省は艦種や進路を確認し、必要な監視を続けます。

ステレグシチー級フリゲートは、ロシア海軍が運用する比較的新しい水上戦闘艦です。

フリゲートは、護衛や警戒、対潜水艦戦、対水上戦など、複数の任務を担う艦艇です。

大型の巡洋艦や駆逐艦ほどの規模ではありませんが、単独でも一定の作戦能力を持ち、部隊行動の中で重要な役割を果たします。

今回の艦艇は1隻で宗谷海峡を東進しました。

前日までの発表では、ロシア海軍艦艇が宗谷海峡周辺で確認される事例が続いていました。

複数隻による通過だけでなく、今回のような単艦での移動も含め、海上自衛隊は継続して動向を把握しています。

P-3Cは、海上自衛隊が長年運用している固定翼哨戒機です。

広い海域を飛行し、艦艇や潜水艦の動きを確認する任務に用いられます。

艦艇による監視と航空機による監視を組み合わせることで、対象艦の位置や進路をより広い範囲で把握できます。

防衛省が毎回公表しているのは、日本周辺でどのような艦艇が行動しているかを正確に把握するためです。

海上自衛隊は、艦艇と航空機を使いながら、引き続き日本周辺海域での警戒監視と情報収集を続けています。

文:花園明

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