ロシア海軍フリゲートが宗谷海峡を西進 海自「はやぶさ」とP-3Cが警戒監視

防衛省統合幕僚監部は、2026年9月6日から7日にかけて、ロシア海軍のステレグシチー級フリゲート1隻が宗谷海峡を西進したことを確認したと発表しました。

ロシア海軍が宗谷海峡を西進

確認された艦艇は、艦番号「343」のステレグシチー級フリゲートです。

防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第4航空群の第4哨戒防備隊所属「はやぶさ」と、第2航空群所属のP-3C哨戒機により、警戒監視と情報収集を行いました。

宗谷海峡は、北海道とサハリンの間にある海峡です。

日本海とオホーツク海を結ぶ位置にあり、周辺国の艦艇が通過する際に防衛省が動向を公表することがあります。

今回のロシア海軍艦艇も、この海域を通過する形で西へ進んだとみられます。

ステレグシチー級フリゲートは、ロシア海軍が運用する水上戦闘艦です。

対空、対水上、対潜など複数の任務に対応する艦艇として知られ、沿岸部や近海での活動に用いられます。

今回確認された艦番号343の艦艇について、防衛省は写真と行動概要を公表しました。

海上自衛隊の「はやぶさ」は、ミサイル艇として知られる艦艇。

小型で機動性が高く、沿岸海域での警戒監視などにも対応します。

大きな護衛艦とは異なる運用特性を持ち、近い海域での状況把握に力を発揮します。

P-3C哨戒機は、海上の監視や潜水艦の探知などを担う航空機です。

長時間飛行しながら広い海域を確認できるため、艦艇の動向を把握するうえで重要な役割を持ちます。

艦艇と航空機を組み合わせることで、海上の動きを立体的に追うことができます。

今回の発表では、1隻の移動に対し、海上自衛隊の艦艇と航空機がそれぞれ対応したことが示されています。

宗谷海峡周辺では、ロシア海軍の艦艇が確認されることがあります。

北海道北方の海域は、日本の安全保障にとって重要な場所です。

日本海、オホーツク海、太平洋につながる海上交通の要所であり、各国艦艇の動向を把握する意味は大きいといえます。

統合幕僚監部の発表は、海上自衛隊が周辺海域で継続的に警戒監視を行っていることを伝えるものです。

見慣れたニュースとして流れてしまいがちな艦艇の通過情報にも、日々の監視活動が伴っています。

艦艇、航空機、陸上の指揮所が連携し、周辺海域の状況を確認し続けています。

防衛省・自衛隊は、今後も日本周辺を航行する外国艦艇の動向を注視していくとみられます。

文:花園明

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