掃海母艦「うらが」が熊本地震対応として入浴支援 給水支援も実施

海上自衛隊佐世保地方総監部は、八代港での入浴支援活動についてXで紹介しました。

佐世保地方総監部が入浴支援の様子を公開

投稿によると、八代港で「涼み湯」として運用されていた輸送艦「くにさき」は、11日に洋上で横須賀から来た掃海母艦「うらが」とバトンタッチし、呉に帰投します。

「うらが」は同日から八代港で「浜の湯」を運営し、入浴支援に加えて給水支援も実施します。

被災地での生活支援を途切れさせないため、艦艇を交代しながら支援を継続している形です。

公開された動画には、青いシートで仕切られた入浴支援会場で、海上自衛隊の隊員が利用者を案内する様子が映っています。

子供連れの家族が訪れる場面もあり、被災した地域の人たちが安心して入浴できる場所として活用されていることが分かります。

また、写真には利用者が記入したとみられるノートも写っています。

支援を受けた人たちの感謝の言葉が残されており、入浴支援が被災者の生活にとって大きな助けになっていることが伝わります。

輸送艦「くにさき」は、人員や車両、物資を運ぶ大型艦艇で、災害派遣では入浴支援や物資輸送、宿泊・休養支援などに活用されることがあります。

今回も八代港で「涼み湯」を開設し、被災者の衛生環境を支えてきました。

一方、掃海母艦「うらが」は、掃海艇などを支援する母艦としての役割を持つ艦艇です。

洋上での補給や指揮支援の能力を備えており、災害派遣ではその設備を生かして入浴支援や給水支援などを行うことができます。

災害時には、断水や施設の被害によって入浴が難しくなることがあります。

入浴は体を清潔に保つだけでなく、疲れを取ったり、気持ちを落ち着かせたりする大切な生活支援です。

特に夏場は衛生面や熱中症対策の観点からも、入浴や給水の支援が重要になります。

海上自衛隊はこれまでも、大規模災害の際に艦艇を活用した入浴支援を行ってきました。

東日本大震災や熊本地震などでも、艦艇の浴場や給水能力を使い、被災者の生活を支えた実績があります。

被災者の安心につながる支援を、海上自衛隊が艦艇の機能を生かして続けています。

文:花園明

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