ヘリコプターが使えない状況を想定…! 第2水上戦群が実施した「ハイライン」とは

海上自衛隊第2水上戦群は、護衛艦「さざなみ」が洋上訓練でハイラインを実施したことをXで紹介しました。

護衛艦「さざなみ」が実施した訓練

投稿によると、ハイラインとは、洋上でヘリコプターが使用できない場合などに、人員や物資、書類などを運ぶ手段の一つです。

艦と艦の間などに張った索を使い、必要なものを受け渡すため、海上での補給や連絡を支える重要な作業となります。

公開された写真には、隊員たちが甲板上でロープを扱い、声をかけ合いながら作業する様子が写っています。

ヘルメットや救命胴衣を着用した隊員が並び、複数人で力を合わせて索を引く姿から、慎重な連携が求められる訓練であることが伝わります。

ハイラインは、機械だけに頼る作業ではありません。

投稿でも、各索の取り込みは人力で実施していると説明されており、隊員同士が協力し、安全に作業を進めることが大切になります。

洋上では波や風の影響もあるため、一つひとつの動作を確実に行う必要があります。

護衛艦「さざなみ」は、こうした訓練を通じて、さまざまな状況で任務を続けるための能力を高めています。

ヘリコプターが使えない場面でも、人員や物資を確実に運ぶ手段を持つことは、海上で活動する艦艇にとって欠かせません。

第2水上戦群の投稿は、普段あまり見る機会のない艦上作業の一端を伝えています。

海の上で任務を支える隊員たちは、仲間と力を合わせながら、安全で確実な作業を積み重ねています。

文:花園明

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