「めんど…厳しい!」 記念塗装機を作る時のルール公開

航空自衛隊中部航空方面隊司令部が、航空祭などで注目を集める「記念塗装機」について、その裏側を紹介しました。

記念塗装機とは?

華やかなデザインが目を引く記念塗装機ですが、実は好き勝手に塗れるわけではありません。

塗装には厳格なルールがあり、大きく「標識」「マーキング」「外面塗装」の3つに分類されています。

日の丸や機体番号といった標識、危険表示や注意書きなどのマーキングは、原則として変更や削除ができません。

デザインできるのは、あくまで外面塗装の部分のみです。

また、塗装の範囲や期間によって申請や許可の手続きも異なります。

一定の範囲内であれば基地司令の承認で可能ですが、それを超える場合は航空幕僚長の許可が必要になるなど、細かな決まりが設けられています。

実際の作業も大変です。

デザイン案の作成、塗装チームの編成、機体の脱脂や下地処理、プロジェクターでの下書き、マスキング、そして塗装と、工程は多岐にわたります。

一つひとつの作業を丁寧に積み重ねることで、美しい仕上がりが生まれます。

さらに、F-2戦闘機には特有のルールもあります。

機体番号の表示方法など、機種ごとの規定があるため、デザインにも配慮が欠かせません。

華やかな姿の裏には、細かな規定と多くの人の手間がある――。

記念塗装機は、技術とルール、そして想いが詰まった特別な一機なのです。

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