名寄駐屯地の業務隊、給食経営管理実習を支援 学生たちと昼食調理

陸上自衛隊名寄駐屯地は、名寄市立大学栄養学科の学生による給食経営管理実習を、名寄駐屯地の業務隊が支援したことをXで紹介しました。

名寄駐屯地の隊員が給食経営管理実習を支援

投稿によると、学生たちは駐屯地の厨房勤務員から手ほどきを受けながら調理を行い、昼食として「鶏モモ肉の生姜焼き」「七夕汁」「小松菜のコーンバター炒め」「ピリ辛きゅうり」「クリームあんみつ」を提供しました。

完成した食事は隊員たちにも大変好評だったということです。

公開された写真には、白衣とマスクを着用した学生たちが、大型の調理釜や業務用設備のある厨房で作業する様子が写っています。

大きな釜でご飯を混ぜる場面や、食材を入れた容器を前に記念撮影する姿から、普段の大学での実習とは違う、大量調理の現場を体験していることが伝わります。

名寄駐屯地は、北海道名寄市に所在する陸上自衛隊の駐屯地。

駐屯地には隊員の生活を支えるための食堂や厨房があり、日々、多くの隊員に食事を提供しています。

こうした給食業務は、隊員の健康維持や任務遂行を支える重要な役割を担っています。

業務隊は、駐屯地の運営を支える部隊。

給食、施設管理、補給、輸送、警備、福利厚生など、隊員が訓練や任務に集中できる環境を整える仕事を担います。

今回のような給食実習の支援も、地域との連携や人材育成につながる取り組みです。

給食経営管理実習は、栄養学を学ぶ学生にとって、大量調理や献立管理、衛生管理、作業工程の組み立てを実際に学ぶ大切な機会です。

家庭料理とは違い、駐屯地の食堂では多くの人数分を限られた時間で安全に提供する必要があります。

味だけでなく、栄養バランス、調理効率、衛生面、提供時間まで考える力が求められます。

自衛隊の食事は、隊員の体力づくりや健康管理と直結しています。

訓練や災害派遣などに備える隊員にとって、毎日の食事は活動の土台です。

学生たちにとっても、実際の現場で隊員向けの食事を作る経験は、将来の管理栄養士や給食運営に関わる仕事に生かせる学びになったといえます。

名寄駐屯地では、地域の学校や団体と連携した活動も行われています。

今回の実習支援は、学生が自衛隊の給食現場を知る機会であると同時に、駐屯地と地域とのつながりを深める取り組みになりました。

今回の投稿は、隊員の食を支える厨房の現場と、地域の学生たちが学ぶ姿を紹介する内容です。

普段は見えにくい給食業務の大切さと、食を通じた地域連携が伝わる発信となっています。

文:花園明

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