CH-47搭乗や20式小銃訓練…  芸能活動と両立する豊崎リリーが予備自衛官が中央訓練に参加 

普段は別の仕事をしながら、いざという時に国や地域を支える。

そんな予備自衛官の姿を伝える投稿が、陸上自衛隊東北方面隊の公式Xで紹介されました。

豊崎リリーが予備自衛官の中央訓練に参加

登場したのは、自衛隊山形地方協力本部の予備陸士長、豊崎リリーさんです。

豊崎さんは普段、芸能活動をしながら予備自衛官として活動しており、何かあった時に少しでも力になれたらという思いで任務に向き合っているといいます。

今回紹介されたのは、「令和8年度予備自衛官中央訓練」に参加した際の体験。

予備自衛官中央訓練は、通常行われる5日間の予備自衛官招集訓練とは別に、特別な招集訓練として行われるものです。

陸上幕僚監部が中心となり、全国から選抜された約60人の予備自衛官が、朝霞駐屯地や市ヶ谷駐屯地などで訓練を受けるものです。

豊崎さんは、令和8年度の予備自衛官募集ポスターモデルや、自衛隊山形地方協力本部の広報アンバサダーとしても活動。

今回の中央訓練に参加する機会を得たことで、訓練で感じたことを発信しました。

訓練を担当したのは、第32普通科連隊第4中隊の隊員たちです。

中央訓練では、輸送ヘリコプターCH-47、愛称チヌークへの搭乗をはじめ、充実した内容を経験したといいます。

特に印象的だったのが、装備の変化だったとのこと。

豊崎さんは、鉄帽や防弾ベストなど最新の装備を身につけることができたことが印象的だったと振り返っています。

さらに、20式5.56mm小銃を使用した機能別訓練にも参加。

現役時代に使用していた89式5.56mm小銃と比べ、操作方法が変わっていたことに戸惑いながらも、20式は弾倉交換がしやすく、頬付けの高さも変えられるため狙いやすくなっていると感じたそうです。

一方で、小銃を扱う難しさも改めて実感したといいます。

装備が新しくなっても、安全に、確実に扱うためには訓練の積み重ねが欠かせません。

久しぶりに触れる装備や新しい操作方法に向き合う姿からは、予備自衛官として任務に備え続ける大切さが伝わってきます。

中央訓練では、ほかにも富士総合火力演習の研修がありました。

普段は見ることのできない総火演を初めて見ることができ、隊員の厳しい訓練に励む姿や、常備自衛官たちの素晴らしさ、そして尊敬の思いを改めて感じたとしています。

予備自衛官は、普段から自衛隊で勤務している常備自衛官とは異なり、民間企業や自営業、芸能活動など、それぞれの生活や仕事を持ちながら訓練に参加します。

災害派遣や有事など、必要な時に招集されるため、限られた訓練の中で知識や技能を維持することが重要です。

だからこそ、中央訓練のように全国から予備自衛官が集まり、現役部隊の隊員から直接指導を受ける機会には大きな意味があります。

豊崎さんも、全国から集まった参加者の普段の仕事やさまざまな経験を聞くことができ、とても貴重な時間になったと振り返っています。

予備自衛官という存在は、一般の人には少し分かりにくいかもしれません。

しかし、今回の投稿から見えてくるのは、普段の暮らしを持ちながらも、いざという時に備えて訓練を続ける人たちの姿です。

現役隊員だけでなく、予備自衛官もまた、災害や非常時に備える自衛隊の大切な力になっています。

豊崎さんは、それぞれの場所で活躍する仲間たちと出会えたことに感謝し、指導にあたった第32普通科連隊第4中隊への感謝もつづっています。

芸能活動と予備自衛官。異なるように見える二つの活動をつなぐのは、誰かの力になりたいという思いです。

中央訓練での経験は、予備自衛官の役割と、日頃から備え続けることの意味を伝えるものとなりました。

文:花園明

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