隊員4600人、航空機29機態勢… 防衛省が熊本地震での出動状況を公開

防衛省・自衛隊の災害対策公式アカウントは、令和8年熊本地震に係る災害派遣について、7月29日時点の活動状況を公表しました。

防衛省が熊本地震での活動状況を報告

7月28日16時27分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震が発生。

29日17時30分には、熊本県知事から陸上自衛隊第8師団長に対し、人命救助や物資輸送、生活支援などに係る災害派遣要請がありました。

29日時点で、自衛隊は陸上自衛隊第8師団を中心に約4600人態勢で活動。

航空機は延べ29機が投入され、人命救助活動、患者後送、物資輸送、給水支援、連絡員の派遣などが進められています。

人命救助活動では、イオンモール熊本で陸自第8偵察隊、第42即応機動連隊、第8後方支援連隊などの隊員約170人が活動。

日本製紙八代工場でも、西部方面特科連隊の隊員約30人が救助活動にあたっています。

輸送活動では、陸自第8飛行隊のUH-60による患者後送や、航空自衛隊第2輸送航空隊のC-2によるクーラー約300台の輸送も実施されました。

熊本空港から各避難所などへは、陸上自衛隊西部方面輸送隊が輸送を担うとしています。

また、海上自衛隊の艦艇も生活支援物資の輸送にあたっています。

資料には、輸送艦「ぶんご」、護衛艦「げんかい」「えんしゅう」、水中処分母船5号、掃海艇「いせ」が八代港へ向けて前進中と記されています。

給水支援も各地で始まっています。

八代市、宇城市、上益城郡嘉島町、宇土市、熊本市、上天草市、氷川町などで、水トレーラーを使った給水支援が順次行われています。

資料写真には、隊員が給水支援を行う様子や、C-2にクーラーを搭載する場面、がれき撤去や患者後送にあたる姿が紹介されています。

防衛省・自衛隊は、被災地の状況に応じて人命救助、輸送、生活支援を続けています。

発災直後から続く活動は、被災した人たちの安全確保と生活再建を支える重要な取り組みとなっています。

文:花園明

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