中国海軍の情報収集艦が太平洋へ ロシア艦艇に続き周辺海域で確認相次ぐ

防衛省統合幕僚監部は2026年9月13日、中国海軍のドンディアオ級情報収集艦1隻が奄美大島と横当島の間の海域を北東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認したと発表しました。
中国海軍が奄美大島周辺の海域を通過
令和8年9月13日、中国海軍ドンディアオ級情報収集艦1隻が、奄美大島と横当島との間の海域を北東進し、太平洋へ向けて航行したことを確認しました。… pic.twitter.com/468bELUfym
— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) September 14, 2026
確認されたのは、艦番号799のドンディアオ級情報収集艦です。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第1航空群所属のP-1哨戒機と、第4航空群所属のP-1哨戒機により、警戒監視と情報収集を行いました。
この前日となる12日から13日にかけて、ロシア海軍のステレグシチー級フリゲート1隻が対馬海峡を南西進し、東シナ海へ向けて航行したことも確認されています。
日本周辺では、ロシア艦艇と中国艦艇の動きが相次いで公表された形です。
ドンディアオ級は、中国海軍の情報収集艦として知られています。
一般的な戦闘艦とは役割が異なり、周辺海域での電波情報や艦艇・航空機の動向把握などに関わるとみられる艦種です。
奄美大島と横当島の間は、東シナ海と太平洋をつなぐ海域の一つです。
艦艇がこの海域を通過すると、南西方面の防衛や周辺の警戒監視にも関わる動きとして扱われます。
公開された画像には、航行する中国海軍艦艇と、通過した海域を示す地図が掲載されています。
海上自衛隊は航空機を使い、広い海域での動きを追跡しました。
外国艦艇の通過そのものは珍しい出来事ではありません。
ただ、短い期間にロシア海軍と中国海軍の動きが続けて確認されたことで、日本周辺の海域では警戒監視の重要性が改めて見えています。
防衛省・自衛隊は、引き続き周辺海域での警戒監視と情報収集を続けています。
文:花園明