「この乾電池、まだ使える?」 自衛隊が紹介した「一瞬で見分ける方法」

9月1日は「防災の日」。

非常食や水、モバイルバッテリーを確認した人は多いかもしれません。一方で、見落とされがちなのが乾電池です。

自衛隊東京地方協力本部は、防災バッグに入れてある乾電池がまだ使えるかを簡単に見分ける方法を、公式Xで紹介しました。

乾電池が使えるか見分ける方法

懐中電灯や携帯ラジオなど、停電時に必要になる道具には乾電池を使うものがあります。

普段は出番が少ないため、防災バッグに入れたまま何年も経っていることもあるでしょう。

いざ使おうとした時に「この電池、まだ使えるのかな」と迷うことがあります。

投稿で紹介されたのは、乾電池を机などの平らな場所に軽く落として確認する方法です。

ポイントは、電池の立ち方。

動画では、使える電池は落とした時にずっしりと立ち、切れている電池は跳ねやすいと説明されています。

実際に電池を機器に入れて確認しなくても、状態の目安を知る方法として紹介されました。

なぜ違いが出るのでしょうか。

乾電池は使っていくうちに内部の状態が変化します。

乾電池の内部には「亜鉛」が入っています。

使用中に電力を消費していくと内部の物質が変化し、落としたときの跳ね返り方や重心が変わっていくのです。

そのため、軽く落とした時の反応に差が出る場合があります。

もちろん、この方法だけで電池の残量を正確に測れるわけではありません。

大切なのは、防災用品を「入れて終わり」にしないことです。

乾電池は未使用でも長期間保管すると劣化することがあります。液漏れが起きると、懐中電灯やラジオ本体を傷めてしまうおそれもあります。

防災バッグを確認する時は、乾電池の使用推奨期限や液漏れの有無も見ておくと安心です。

また、電池を機器に入れっぱなしにしている場合は注意が必要です。

長く使わない機器では、電池を外して保管しておく方が安全な場合があります。必要な本数をまとめて袋に入れ、期限を書いておくと、次に確認する時も分かりやすくなります。

スマートフォンの充電対策としてモバイルバッテリーを用意する人は増えました。

ただ、災害時にはスマートフォンだけでなく、懐中電灯、ラジオ、ヘッドライト、ランタンなど、乾電池で動く道具が役立つ場面もあります。

特に停電が長引いた時は、充電式の機器だけに頼るより、乾電池式の道具も備えておくと選択肢が広がります。

小さな乾電池の確認が、災害時の安心につながります。

文:花園明

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