日本海などで領空侵犯のおそれ…  防衛省統合幕僚監部がF-35の緊急発進を公表 

防衛省統合幕僚監部は、日本海、オホーツク海、東シナ海で領空侵犯のおそれがあったため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応したことをXで発表しました。

日本海・オホーツク海・東シナ海で領空侵犯のおそれ

発表では、航空自衛隊北部航空方面隊などの戦闘機が緊急発進し、対象の航空機に対して必要な対応を行ったとしています。

防衛省・自衛隊は、日本の領域と国民の平和な暮らしを守るため、24時間365日、警戒監視と対処にあたっています。

緊急発進、いわゆるスクランブルは、国籍不明機や外国軍機などが日本の領空に近づいた際に、航空自衛隊の戦闘機が急いで離陸し、相手の位置や行動を確認する任務です。

必要に応じて無線で警告したり、領空侵犯を防ぐための行動を取ったりします。

F-35は、航空自衛隊が運用する最新鋭のステルス戦闘機です。

高い探知能力や情報共有能力を備え、味方の航空機や地上部隊と連携しながら任務を行えます。

従来の戦闘機よりも相手に発見されにくく、複雑な空の状況を把握する力にも優れています。

今回の発表にある日本海、オホーツク海、東シナ海は、いずれも日本の安全保障にとって重要な空域です。

周辺国の軍用機が活動することもあり、航空自衛隊は全国のレーダーサイトや航空基地と連携しながら、常に空の状況を監視しています。

スクランブルは、実際に戦闘を行うためのものではありません。

まずは相手の航空機を確認し、領空侵犯を未然に防ぎ、偶発的な事態を避けることが大きな目的です。

冷静で正確な対応が求められる任務であり、パイロットや整備員、管制官、レーダー要員など、多くの隊員の連携で成り立っています。

写真は資料画像とされていますが、F-35の姿から、航空自衛隊が最新装備を活用しながら日本の空を守っていることが伝わります。

目に見えにくい警戒監視の積み重ねが、日常の安全を支える重要な任務になっています。

文:花園明

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