水陸両用戦機雷戦群が「統合作戦部隊練成訓練」を実施… その内容とは?

海上自衛隊の水陸両用戦機雷戦群は、種子島周辺海域で実施された統合作戦部隊練成訓練「08JJEX」に参加したことをXで紹介しました。

水陸両用戦機雷戦群が行った訓練

今回の訓練では、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊が領域を横断して連携。

統合作戦能力の向上を図ったとしています。

水陸両用戦機雷戦群は「領域横断的な連携を通じて統合作戦能力を向上させていきます」ともコメントしています。

投稿では、荒れた海上でゴムボートを使って移動する隊員の姿や、艦内で通信・指揮にあたる隊員、艦上から周囲を警戒する様子、ヘリコプターが艦艇上空を飛行する場面を公開。

陸・海・空の部隊がそれぞれの能力を生かしながら、一体となって行動する訓練だったことがうかがえます。

水陸両用戦機雷戦群は、海上自衛隊の部隊で、水陸両用作戦や機雷戦に関わる能力を担う部隊です。

機雷戦は、海中に敷設された機雷の捜索や処分、また機雷による脅威への対処などを含み、海上交通路や港湾、上陸作戦などの安全を確保するうえで重要な任務です。

また、水陸両用作戦では、海から陸へ、また陸から海へと部隊や装備を展開するため、艦艇、航空機、地上部隊との緊密な連携が欠かせません。

今回のような統合訓練は、複数の部隊が同じ状況認識を持ち、迅速に行動するための実践的な機会となります。

近年、防衛省・自衛隊では、陸海空それぞれの部隊が個別に活動するだけでなく、宇宙・サイバー・電磁波を含む各領域を横断した統合運用の重要性が高まっています。

今回の08JJEXも、その一環として、各自衛隊の連携をさらに深める狙いがあるとみられます。

種子島周辺の海域で行われた訓練は、島しょ部を含む日本周辺の防衛を支える実戦的な取り組みとなりました。


文:花園明

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