統合幕僚監部が4月の緊急発進は55回と発表 国別では中国機が最多、次いでロシア機

防衛省統合幕僚監部は、2026年4月の緊急発進(スクランブル)実施状況を公表しました。

4月のスクランブル実施状況を発表

緊急発進(スクランブル)は、領空侵犯のおそれがある航空機に対して戦闘機を緊急発進させ、識別や監視を行う任務のこと。

日本領空への侵入を防ぐための警戒監視活動として24時間態勢で実施されています。

発表によると、4月に航空自衛隊が実施した緊急発進は合計55回。

このうち中国機に対するものが43回、ロシア機に対するものが12回となっており、日本周辺で中露軍機の活動が継続している状況が示されました。

方面隊別では、南西航空方面隊が35回と最も多く、西部航空方面隊8回、北部航空方面隊9回、中部航空方面隊3回となっています。

南西方面での活動増加は、東シナ海周辺での中国軍機の行動を反映していると言えます。

また、ロシア軍のIL-20情報収集機が日本海上空を飛行した事例も紹介。

IL-20は電子情報や通信情報などを収集するための情報収集機で、日本周辺でもたびたび確認されています。

防衛省・自衛隊は、「警戒監視・対領空侵犯措置に万全を期す」としており、引き続き日本周辺空域での警戒を継続しています。

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