中国の最新鋭駆逐艦が対馬海峡通過 主力3隻が東シナ海へ

防衛省・統合幕僚監部は、中国海軍のミサイル駆逐艦3隻が日本周辺海域を航行したと発表しました。
中国の駆逐艦が対馬海峡を通過
令和8年5月2日、中国海軍ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦2隻及びレンハイ級ミサイル駆逐艦の計3隻が対馬海峡を南西進し、東シナ海へ向けて航行したことを確認しました。
防衛省・自衛隊は、海上自衛隊の第3哨戒防備隊所属「おおたか」(佐世保)により、警戒監視・情報収集を行いました。 pic.twitter.com/BZ6bvwm4Dg— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) May 7, 2026
確認されたのは、ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦2隻と、最新鋭のレンハイ級ミサイル駆逐艦1隻の計3隻。
これらの艦艇は2026年5月2日、対馬海峡を南西方向に通過し、東シナ海へ向けて航行しました。
対馬海峡は日本海と東シナ海を結ぶ重要な海上交通路であり、中国海軍がこのルートを通過する動きは近年、継続的に確認されています。
これに対し、防衛省は海上自衛隊・第3哨戒防備隊所属の護衛艦「おおたか」などを派遣し、警戒監視と情報収集を実施しました。
公開された資料には、航行ルートを示す図とともに、各艦艇の写真も含まれています。
今回確認されたレンハイ級駆逐艦は、中国海軍の中でも最大級の水上戦闘艦で、いわゆる「055型駆逐艦」と呼ばれるクラスです。
1万トンを超える排水量を持ち、長距離対空ミサイルや対艦ミサイル、対潜装備などを多数搭載可能とされ、事実上「巡洋艦級」とも評される中国海軍の中核戦力です。
一方のルーヤンⅢ級(052D型)は、中国海軍の主力駆逐艦で、イージス艦に類似した防空能力を持つとされ、近年配備が進んでいます。
中国海軍は近年、外洋進出を強めており、日本周辺海域でも艦艇の通過や演習が相次いで確認されています。
防衛省は、こうした動きについて周辺海域の安全保障環境への影響を踏まえ、24時間体制で警戒監視を続けるとしています。