航空自衛隊中部航空方面隊司令部が、航空祭などで注目を集める「記念塗装機」について、その裏側を紹介しました。
記念塗装機とは?
こんにちは!中空司令部の #ジオス です。今回は、航空祭等で登場する「記念塗装機」ついてのお話です。カッコいい記念塗装機を作ることは、隊員の士気向上や、広報効果増大など、たくさんの効果があります。ただし、その塗装にはたくさんのルールがあります。今回はその裏話を紹介します!
#豆知識 pic.twitter.com/xSmJBffXRp— 航空自衛隊 中部航空方面隊司令部 (@jasdf_cadf) March 3, 2026
華やかなデザインが目を引く記念塗装機ですが、実は好き勝手に塗れるわけではありません。
塗装には厳格なルールがあり、大きく「標識」「マーキング」「外面塗装」の3つに分類されています。
日の丸や機体番号といった標識、危険表示や注意書きなどのマーキングは、原則として変更や削除ができません。
デザインできるのは、あくまで外面塗装の部分のみです。
また、塗装の範囲や期間によって申請や許可の手続きも異なります。
一定の範囲内であれば基地司令の承認で可能ですが、それを超える場合は航空幕僚長の許可が必要になるなど、細かな決まりが設けられています。
実際の作業も大変です。
デザイン案の作成、塗装チームの編成、機体の脱脂や下地処理、プロジェクターでの下書き、マスキング、そして塗装と、工程は多岐にわたります。
一つひとつの作業を丁寧に積み重ねることで、美しい仕上がりが生まれます。
さらに、F-2戦闘機には特有のルールもあります。
機体番号の表示方法など、機種ごとの規定があるため、デザインにも配慮が欠かせません。
華やかな姿の裏には、細かな規定と多くの人の手間がある――。
記念塗装機は、技術とルール、そして想いが詰まった特別な一機なのです。





