慶應卒→金融業から住職の男性 予備自衛官になった理由を明かす

普段は寺の住職として生活しながら、いざという時には自衛官として任務に就く。

群馬県富岡市の本城寺住職で、予備自衛官でもある田村みょうけい氏がXで、自身が予備自衛官になった理由を明かしました。田村氏は日本保守党の富岡市政策委員としても活動しています。

予備自衛官になった住職

予備自衛官は、普段はそれぞれの仕事に就きながら、必要に応じて招集される非常勤の特別職国家公務員です。

防衛省によると、通常は年間5日間の訓練に参加し、防衛招集、国民保護等招集、災害招集などを受けた場合には自衛官となります。

第一線部隊が出動した後の駐屯地警備や後方支援、避難住民の救護・誘導、災害救助活動などを担います。

田村氏はXで、自身について「普段はお寺の住職ですが、予備自衛官をさせていただいています」と紹介。

その上で、平和な日常が多くの人の働きによって支えられているとの考えを示し、戦争を起こさないことの重要性と同時に、有事への備えも必要だと訴えました。

予備自衛官になった理由については、決して自分は強い人間ではないとした上で、それでも誰かの盾となり、この国を守りたいという思いがあったと説明しています。

また、招集された場合についても言及しました。

「招集がかかったらどうするの?」と聞かれることがあるといい、その時は「行きますよ。当たり前です」と自身の考えを示しています。

実際、自衛隊法では、防衛招集命令を受けた予備自衛官は、指定された日時と場所に出頭して招集に応じることが定められています。

正当な理由などがある場合には招集命令の取り消しや猶予などに関する規定も設けられています。

田村氏は以前にも予備自衛官の招集訓練に参加したことをXで報告し、「誰かが汗を流せば、誰かの涙をその分減らすことが出来ると信じて」と、自身が予備自衛官として活動する思いをつづっていました。

寺の住職としての日常と、招集時には自衛官になる生活。

普段はそれぞれ別の仕事を持つ人たちが、有事や災害に備えて訓練を続けていることも、予備自衛官制度の一つの姿です。

文:花園明

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