「KC-767」、イラン情勢を踏まえ小松基地からモルディブへ派遣

防衛省は、外務大臣からの依頼を受け小泉防衛大臣の命令に基づき、「KC-767空中給油・輸送機」1機を小牧基地からモルディブへ派遣したと発表しました。

機体は8日未明に出発し、同日中に到着しています。

今回の措置は、中東情勢、とりわけイランを巡る緊張の高まりを踏まえたものです。

万が一、在留邦人の輸送が必要となった場合に迅速に対応できるよう、現地で待機態勢を取ります。

KC767は、空中給油機能に加え、人員や物資の長距離輸送も可能な航空機です。

アメリカのボーイング社製の旅客機「B767-200ER」を改造したものです。

空中給油機としては世界初の遠隔視認装置を採用。

機体底部の5台のカメラを使い操縦席後部に位置する操作卓で、給油口から伸びる約6mのパイプの位置を確認しながら戦闘機への給油ができます。

海外における緊急輸送任務にも活用されています。

海外に在留する邦人の保護は、政府の重要な責務の一つ。

防衛省・自衛隊は、外務省や関係国と緊密に連携しながら、情勢の推移を注視しつつ万全の備えを進めています。

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