北海道網走市で発生した山林火災 陸上自衛隊のUH-1ヘリ3機が空中消火を実施

北海道網走市で発生した林野火災を受け、防衛省・自衛隊は2026年10月16日、陸上自衛隊による災害派遣活動を実施していると発表しました。

北海道・網走市での山林火災に自衛隊が対応



火災が発生したのは10月15日です。

防衛省によると、網走市で林野火災が発生し、地元消防などが消火活動にあたったものの鎮火に至らなかったことから、北海道知事が陸上自衛隊第5旅団長に対し、空中消火に関する災害派遣を要請しました。

要請を受け、陸上自衛隊は16日朝から本格的な活動を開始しました。

10月16日8時42分以降、第5飛行隊と北部方面航空隊のUH-1多用途ヘリコプターが現地で空中消火などを実施しています。

投入された航空機は合わせて3機です。

内訳は、第5飛行隊のUH-1が2機、北部方面航空隊のUH-1が1機となっています。

UH-1は、人員や物資の輸送をはじめ、災害派遣では上空からの情報収集や空中消火など幅広い任務に使用されるヘリコプター。

今回の活動では、上空から火災の状況を確認するとともに、消火活動にあたっています。

また、自衛隊は航空機だけでなく、自治体や関係機関との調整を行うための連絡員も派遣しました。

現地対策本部が置かれている網走市役所には、第5旅団司令部から2人を派遣。

網走市役所にはさらに、第27普通科連隊から2人、第6即応機動連隊から2人が派遣されています。

北海道オホーツク総合振興局には、第27普通科連隊から2人を派遣しました。

合わせて3か所に8人の連絡員を配置し、自治体などと情報共有を行いながら活動を進めています。

防衛省・自衛隊は、地域住民に一刻も早く安心と安全を届けられるよう、関係機関と緊密に連携しながら空中消火活動にあたるとしています。

林野火災では、地上から接近しにくい場所や広範囲に火が広がっている場合、ヘリコプターによる上空からの消火が重要になります。

今回も陸上自衛隊の航空部隊と地上の連絡要員が連携し、火災の早期鎮圧に向けた活動を続けています。

文:花園明

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