中国軍Y-9情報収集機が東シナ海を往復飛行 空自戦闘機が緊急発進

防衛省統合幕僚監部は2026年10月15日、中国軍のY-9情報収集機1機が東シナ海を飛行したことを確認し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対応したと発表しました。
中国軍の情報収集機が飛来
令和8年10月15日(木)午後、中国軍の情報収集機(Y-9)×1機が大陸方面から飛来し、東シナ海上の長崎県男女群島の南方沖から沖縄本島の北西沖にかけて往復飛行を行った後、大陸方面に向けて飛行したことを確認した。
これに対し、航空自衛隊の西部航空方面隊等の戦闘機を緊急発進させ対応した。— 防衛省統合幕僚監部 (@jointstaffpa) October 15, 2026
防衛省によると、10月15日午後、中国軍のY-9情報収集機1機が大陸方面から東シナ海へ飛来しました。
その後、長崎県の男女群島南方沖から沖縄本島北西沖にかけて往復するように飛行し、再び大陸方面へ向かったことが確認されています。
この動きに対し、航空自衛隊は西部航空方面隊などに所属する戦闘機を緊急発進させ、警戒監視にあたりました。
Y-9は、中国が運用する輸送機をベースにした航空機で、情報収集型の機体も運用されています。
情報収集機は、周辺空域における電波や通信などの情報を収集する任務に使用される航空機です。
今回確認されたY-9は、九州西方から沖縄本島周辺にかけて広い範囲を往復するような飛行を行っていました。
日本の南西地域や東シナ海周辺では、中国軍の戦闘機や情報収集機、無人機などによる活動が継続的に確認されています。
前日の10月14日にも、防衛省は中国軍のY-9情報収集機やWZ-7偵察型無人機などの飛行を確認しており、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させて対応していました。
中国軍機の活動が連日確認される形となっています。
航空自衛隊による緊急発進は、領空侵犯のおそれがある航空機などに対応するために行われるもので、対象となる航空機の飛行状況を確認しながら警戒監視を実施します。
今回の発表では、日本の領空への侵入があったとはしていません。
防衛省・自衛隊は、日本周辺での外国軍機の活動について引き続き情報収集と警戒監視を続けるとみられます。
文:花園明