自衛隊には、音楽で人の心を支える隊員たちがいることを知っていますか。
その一つが、陸上自衛隊中央音楽隊。
式典や音楽イベントなどで演奏し、多くの人に感動を届けている部隊です。
そんな陸上自衛隊中央音楽隊で働く男性隊員が、自衛隊東京地方協力本部のインスタグラムで入隊のきっかけや今の想いを語ってくれました。
陸上自衛隊中央音楽隊に所属する隊員
入隊前は音楽大学校で学び、音楽の道を目指していたという男性。
ただ、音楽でご飯を食べていくのは簡単ではなく、現実として「生活の安定」という壁も感じていたそうです。
そんな中で、「音楽を続けながら、安定して生活できる職場がある」と聞き、自衛隊への道を選びました。
まだ入隊して1年も経っていない男性ですが、正直、入隊してから驚いたこともあったといいます。
それが「新隊員教育機関」と呼ばれる期間。
この期間は、基本的に楽器を触れない時間が続くそうです。
音楽隊なのに、楽器を触れない。
それを最初に聞いてはいたものの、実際に体験すると
「その期間は体を使ったり、今まで通らない道だったので、すごく大変でした」と明かしました。
それまで音楽漬けだった日々から一変し、体を使う訓練や規律ある生活。
慣れないことばかりで、心も体も大変な期間だったそうです。
でも、その経験があったからこそ、得られたものもあります。
それが「同期」という存在。
いろいろな経験を一緒に乗り越えた仲間に出会えたことが、男性にとって大きかったといいます。
「一生付き合っていけるような仲間に巡り会えたのは、すごく良かったです」
音楽の世界では、同じ目標を持つ仲間がいても、それぞれ個人で進むことが多い。
けれど、自衛隊では“同じ時間を共に過ごした仲間”ができる。
その絆の強さは、想像していた以上だったのかもしれません。
そして話題は、令和7年度の「自衛隊音楽まつり」へ。
「注目ポイントは?」と聞かれると、男性は少し嬉しそうに教えてくれました。
男性が担当する楽器は、ハープ。
優雅で繊細な音色が特徴の楽器です。
今回の編成では、そのハープが目立つ曲もあるそうで、
「私の音色を楽しんでください」
と、まっすぐに呼びかけました。
コメント欄では「同期の絆ってやっぱりいいですよね」「とても綺麗な音色でした」という声が上がっています。
音楽で人に感動を届けたい。
だけど生活も安定させたい。
その両方を叶えられる場所として、自衛隊を選んだ男性。
これから音を重ねながら、仲間とともに成長していく姿が楽しみですね。





