自衛隊の広報活動の一環として、太鼓の練習に励む隊員がいます。
力強い音と息の合った動きで会場を圧倒するあの演奏。
実は、その裏側には地道な練習の積み重ねがあるそうです。
太鼓を叩く陸上自衛隊員
自衛隊東京地方協力本部のインスタグラムが、そんな隊員に取材しました。
「自衛官になろうと思ったきっかけは?」と聞かれると、意外にも原点はとても身近なところにありました。
小さい頃、親に自衛隊のイベントへよく連れて行ってもらっていたという彼。
そこで見た自衛官の姿がかっこよくて、自然と憧れるようになったそうです。
幼い頃の「かっこいい」が、将来の進路につながっていったのですね。
では、なぜ陸上自衛隊を選んだのでしょうか。
航空自衛隊も海上自衛隊もかっこいい。
それでも彼が惹かれたのは、陸上自衛隊の「泥まみれになりながらがむしゃらに動く姿」でした。
きれいに整った姿とはまた違う、必死さや泥臭さにこそ魅力を感じたといいます。
「がむしゃらな姿がかっこよくて」
その言葉には、陸上自衛隊ならではの良さへの強い憧れが込められているようでした。
そして「自衛官になって良かったなと思った瞬間は?」という質問には、現実的で素直な答えが返ってきました。
それは、規則正しい生活ができること。
そして、給料が安定していること。
夢や憧れだけでは続けられない仕事だからこそ、こういう“生活の安心感”は大きいのかもしれません。
さらに、2025年に行われた令和7年度の「自衛隊音楽まつり」の注目ポイントについても聞いてみました。
すると彼は、迷いなくこう答えました。
「音楽隊はもちろん、太鼓の音圧です」
会場に響くドンッとした音の迫力。
そして、揃った振りが生み出す統制美。
「目で見て、肌で感じてください」
そう言う表情からは、ただの演奏ではなく、全身で届ける覚悟のようなものが感じられます。
そして最後に、ちょっとした“お願い”も添えてくれました。
「一番前にいるので、チーム曲の振りをガン見してください」
真剣に言いながらも、どこか照れくさそうな雰囲気が印象的です。
太鼓の音と動きで魅せる、自衛隊ならではの迫力あるステージ。
泥まみれのかっこよさに憧れて入隊した彼が、今度は音で、観る人の心を揺らしてくれるのかもしれません。
コメント欄には「迫力ある太鼓でした!」「とてもカッコよかった」と自衛隊音楽まつりを見に行った人たちからの感想が上がっています。





